江別の家の木組み


江別の家の新築工事。
柱と梁が大工さんの手によって組まれていく建方(たてかた)の風景です。



江別の家 建方01


2階の広い空間には大黒柱と恵比寿柱があり、その柱どうしと東西南北の壁が四方指しの梁で結ばれます。


江別の家 建方04



江別の家 建方07



江別の家 建方02


5寸角の大黒柱と四方差し梁。


若い大工さんが梁の上にあがって、両引き金物を締め込みます。


江別の家 建方03




そして一番上に掛かる棟梁。


江別の家 建方12



江別の家 建方13



江別の家 建方14


5間の棟梁が組まれ、無事に上棟しました。




江別の家 建方06


続いて22本の登り梁が掛けられていきます。


江別の家 建方11



江別の家 建方09



江別の家 建方17


敷桁の継手は鎌継ぎ。登り梁と敷桁は蟻(あり)型掛けで。
1本1本組まれていくにつれて、より強固になっていく実感があります。


江別の家 建方10



江別の家 建方08



江別の家 建方15



江別の家 建方16



江別の家 建方18



シンプルで確かな骨格を持った家です。




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解体前の農家の納屋を見て


倶知安町の田園に新しい家を建てる計画が進んでいます。
その建設予定場所には現在、農家の納屋が建っていて、解体の準備がなされています。



農家の納屋01


この鉄板に赤いペンキが塗られた外壁、水色の板金屋根の、遠くからでもよく分かるシンプルな納屋。
広くて一面緑になる田園では、こんな建築がランドマークになります。放牧地の赤レンガ積みサイロのように。
納屋の中を覗かせてもらいました。


納屋の窓から羊蹄山01


南側に面した窓からは、正面に羊蹄山がよく見えます。この日は半分雲で隠れていましたが。
そしてその手前にはオーナーの田んぼが広がっています。
新しく建つ家は、この風景をそのまま室内での暮らしの中に。





農家の納屋02


納屋の小屋組みは質素なつくりながら美しくも感じました。
間伐材を利用したような小径木が登り材として掛かり、勾配屋根を支えています。
棟木には古材が使われていました。


1階の1尺角の大黒柱も古材。梁の大入れと枘穴、通し貫の穴などの跡があります。
おそらく、かつての住まいを解体した際に取っておいた木材です。


農家の納屋05




農家の納屋04


床梁だったと思われる1尺2寸の背のある木材もまぐさのような補強材として活かされています。
すすけて真っ黒。囲炉裏かカマド上の梁だったのでしょう。


丸太も製材しないでそのまま使われていたり。
今時の大工さんは、こんな木材の墨付け刻みはできません。


農家の納屋03


木材が繰り返し使われていたり、丸太をそのまま使っていたり、木造建築のひとつの理想を見るようです。

また、この納屋の解体にあたっても、鉄板と木材しか使われていないので、
それらを処分するにも引き取り手があり、産業廃棄物とは無縁。そのローインパクトさは気持ちがよい程です。
余計なモノを使っていないというのは、やはり善だなと思います。

新しく建てる家も、この納屋にあやかり、純度の高い素材と簡素な作りにしていかなくては。




農家の納屋07


すぐ傍らには小さな川が流れ、その土手の上に建っている納屋。


田植えがすんだ初々しい田んぼと羊蹄山。


田んぼと羊蹄山01


稲作農家なので当たり前なのかもしれませんが、
植えられた稲苗は、昨秋収穫された種モミを、春に発芽させて育てられた自家製苗です。


納屋と田んぼを拝見して、モノの使われ方、人の営み、を改めて考えさせられました。




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家から眺める雪と結晶


今冬シーズンは寒い日が多い札幌 円山。
そういう時は抗うことなく、心静かに集中して事務所で仕事に励む日々です。
(たまに?スキーに出かけますが)
ささやかな楽しみは、家から眺める雪と結晶。



雪と結晶04


夜に新しい雪が少しだけ積もり、そこに朝陽が当たると、雪の結晶が反射してキラめきます。
画像では捉えにくいですが、実際はもっと華やか。

新雪が冠ると、どれもこれも初々しく優しげな姿になるのがよいです。


雪と結晶03





雪と結晶01


放射冷却で冷え込んだ早朝の車のフロントガラスには、珍しい結晶(氷紋)ができていました。
亀甲紋のような。


雪と結晶02





雪と結晶06


降りたての雪が冠る樹々と神社山、隣家のトドマツと屋根。


そして、庭の枯れ草に積もる雪帽子。


雪と結晶05



長くて寒い冬の日々、こんな景色を見て少しだけ気持ちが温まる。
冬に雪が無かったら、どんなに味気ないことでしょう。





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プランを形にしていく


今年着工予定の新しい家、新築住宅3棟の打ち合わせがそれぞれ進んでいます。



ラフプランをながめる01


豪雪地域の倶知安町の家は、落雪屋根にしたいところ。
落雪屋根の場合は、家の回りに落雪を受けとめる広さが必要です。
それが制約となっているので、ちょっと思案中。

何しろ、羊蹄山とニセコアンヌプリが一望できる素晴らしい土地なので、
それを活かさない訳にはいきません。



江別の家は、ちょうどよい広さの素直な土地なので、
結構スムーズにプランのご提案をすることができました。
必要を感じた所は、ラフなイメージスケッチを描いて確認してもらっています。

こじんまりとした瀟洒な佇まいになりそう。


江別の家プラン01





伊達の家は、縮尺1/100のラフ模型を制作して、建主さんに見ていただきました。


伊達の家 模型01


当初、ご希望されていた平屋にはなりそうもありませんが、
ちょっとだけ2階部分が載り、1階と2階のつながり感を持たせたことで、
上下の広がり繋がりも魅力の家になりそうです。


伊達の家 模型02


家の外観の形も、ちょっと複雑さが出てよい感じ。


伊達の家 模型04





赤レンガとトドマツ緑の家の模型04


江別の家も1/100ラフ模型を作りました。
お子さんも興味深々。


住宅地なので窓の付け方を工夫して、隣家の視線をあまり気にしなくてすむように。
もう少し検討と調整が必要になると思います。


赤レンガとトドマツ緑の家の模型01



プランが少しずつ形として現れてきて、建主さんに内容がよりリアルに伝わり、
家づくりの実感が湧いてきているようです。




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次の家づくり


来年以降に着工する家の計画が、いくつか同時に進んでいます。



次の家づくり01


建設予定地を拝見し、ご要望や建設予算を鑑みながら、
冬の間に計画を詰めて、来春、雪が融けた頃に着工できるように。


次の家づくり04


工事の見積金額が出てから悩むことはいつものとおりでしょうけれども、
ご家族の新しい暮らしに本当に必要な事とモノだけを、共に考えて選んでいきましょう。





次の家づくり03


今年、新居の設計のご相談くださった方々には、
hausgras事務所の近くで新築工事していた家をご案内できました。
空間の素材感、空気感、ボリューム感など、やはり実体験していただくのが何よりです。


次の家づくり02



来年はどんな家ができて、どんな暮らしが始まるのか。
建主さんご家族と共に、私も楽しみに計画を進めていきます。





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