杉のミニテーブル


依頼を受けて、杉のミニテーブルを制作しました。

無塗装の完全な天然テーブルです。
無垢感が溢れていて、とてもよい感じに仕上がりました。


杉のミニテーブル02


天板サイズは1メートル×70センチ。テーブルの高さは68センチ。
通常は2人掛けで、4人掛けとしても使えます。
親密感が増すミニテーブルです。





厚さ24ミリ長さ1.8メートル幅90センチの杉無垢材の天板が、
札幌市内のホームセンターで5000円程で売っています。


杉のミニテーブル04


それに、ねじ込み式の脚材と受け金物が1セットで2000円程。4組で8000円。

杉天板の裏に脚受け金物を埋め込みます。
使う道具は、トリマーという電動の小型掘削機。


杉のミニテーブル05



杉のミニテーブル06


四角で浅いプレート部と、円筒状の深いネジ込み部の2段加工です。
墨付け後、4箇所、30分程で加工作業完了。


杉のミニテーブル07



杉のミニテーブル08


天板と脚だけの、究極シンプルなテーブルの出来上がり。





杉のミニテーブル03


杉は柔らかいので、家具に向かないと思われがちです。

考え方を変えると、
すぐにどんどん傷付いたり丸みが出てくる杉の家具は、
エイジングされた味わいを好む人にはお薦め。
それに、その柔らかさ故、熱伝導率が低くて、
触った感じが冷たく無いのもよいです。


杉のミニテーブル01



このミニテーブルの性質をよく受けとめて使っていただけると、
暮らし、食卓の最良のパートナーとなることでしょう。





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デンマーク ヴィンテージ家具のさりげなさ


自宅で使っているデンマーク ヴィンテージ家具のオイル塗りメンテナンスをしています。
メンテナンスしていると、改めて細部(ディテール)の作りに目が留って感心します。

私たちが好んで選んだのは、著名なデザイナーの作品ではなく、
デンマークの家具メーカーが製造した廉価版(れいかばん、あるいは普及版)のものばかり。
家も家具もデザインや作りが勝ち過ぎているものは、いろんな意味で永くつき合えません。

いずれも1950〜1960年代に作られたもので、木材はローズウッド。
50年以上経った今でも受け入れられ使われ続ける普遍性と耐久性は、
家づくりに関わる私たちにとって、とてもよい手本になります。



denmarkdetails01.jpg


ダイニングチェアの背板は、薄板の積層合板で大きくカーブしていますが、
その背板曲面に脚の先端が蟻桟(ありざん)仕口で深く差し込まれています。




denmarkdetails03.jpg


トールキャビネットの引出しの引手は、
引出し幅と同じ長さのローズウッドの削り出し。
中央部は手が掛かり易いように下向きのアールになっています。




denmarkdetails04.jpg


このイージーチェアは、
エンタシスの脚が四方転びで傾いているのですが、
頂部には複雑な形状の手掛けアーム、
そして中間部の膨らみには貫材がぴったりと差し込まれています。




denmarkdetails02.jpg


このサイドテーブルは、極めてシンプルでスマートなフォルム。

丸脚と天板幕板の接合部は、剣留(けんどめ)差しで曲面。
しかも丸脚との馴染みがよいように、天板幕板は内側に向って斜めになっています。


どれも見事、またそのさりげなさが素晴らしい。




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