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薪ストーブ煙突工事 屋外編

札幌 中央区の家の薪ストーブ煙突工事は室内と屋外同時に進みます。

屋根の上には、大工さんがつくった煙突を設置するトンネルの建屋(横板張りの直方体)があります。
この建屋の上部に、断熱2重煙突をはめ込んだステンレス製のスクエアキャップを被せ、建屋の屋根とします。



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スクエアキャップには、煙突トンネルに溜まった熱気や水蒸気を排気できる「熱気抜き」が設けられています。
極小さいものですが、これが有るか無いかは雲泥の差。



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煙突とスクエアキャップの隙間にはロックウールを充填したうえ、防水シール(コーキング)をします。

煙突廻りのことで、何が抜くべきもので、何が防ぐべきものか。
それをはっきり理解していないと、こういう込み入った細工はできません。



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煙突とスクエアキャップのジョイント部分には、さらに防雨カバーが被せられました。



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建屋から80センチ程、断熱2重煙突が立ち上がり、
最後に、煙突の頂部に円筒型の排気キャップが取り付けられます。



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屋根からは煙突最丁部まで2メートル超の高さになりますから、比較的背の高い男性がやっと届くような感じ。



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煙突工事翌日の晴天に立つ煙突。
屋根に昇らないと見ることが出来ない風景です。




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薪ストーブ煙突工事 室内編

札幌 中央区の家は、温水セントラルヒーティングで全室暖房しますが、薪ストーブも設置します。

キャンプ場での焚き火を楽しむご家族ですから、
家に居ながら火を見、薪の焚ける香りや音がある暮らしを、当初から切望されていました。


煙突工事は十勝の「パイスショップタカノ」さんです。


この家は屋根断熱の厚みが30センチ。
それに屋根の垂木や通気層、野地合板、屋根葺き材、天井板など含めると屋根構成材の総厚が50センチ。
屋根葺き材から煙突を雪や風からガードする建屋が高さ1メートル立ち上がります。
合計1.5メートルの煙突用トンネル。



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白い防火板で囲われた50センチ角、長さ1.5メートルのトンネルを見上げると、
スコープから日食を見ているような感じに。





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このトンネルに設置する断熱2重煙突は1メートルを3本つなぎます。
このイギリス「NOVA」製の煙突はねじ込みジョイント式で、円筒鋼板はオールステンレス。
断熱材の耐熱性耐久性が高く、欧米で評価の高いものです。もちろん価格も高い。

断熱2重煙突を使うことで、防火上有利なだけでなく、
焚き付け時の上昇気流の発生もスムーズになるなどのメリットもあります。





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このトンネルに煙突を固定した後、
防湿アルミフィルム付きのボード状断熱材、厚さ25ミリを2層を、
隙間にピッタリフィットさせるよう、煙突型をくり抜きはめ込みます。

ボード状断熱材とトンネルとの隙間、煙突との隙間はしっかりと気密シール(黒色)。

さらに画像には出てきませんが、
ボード状断熱材25ミリ+25ミリの上には、
屋根の断熱材と同等以上、厚さ300ミリ以上の断熱材が詰め込まれました。

隙間相当面積 C値=0.1〜0.3 平方センチメートル、
熱損失係数 Q値=1.3 W/m2K 相当の高気密高断熱住宅ですから、
ここまでしないと煙突廻りで結露が発生したり、冷気が流入してきたりと、問題が起きてしまいます。



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数々の手間をかけて、最後に化粧鉄板を貼ってスッキリと納まります。



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断熱2重煙突とその下に接続されるシングル煙突のジョイントアダプター。これもねじ込み式。
シングル煙突と薪ストーブ本体は引き渡しの時に設置されます。


次のレポートは室外編。




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ステンレス カウンターとシンクの手作業

札幌 円山の家で5年間使っているオールステンレスのキッチンカウンターとシンク。
見事な一体化で継ぎ目がなく、使用感やメンテナンスも良好です。



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水、油、粉、熱。日々の過酷な使用に耐えるこのステンレスカウンターには愛情すら感じます。

私たち自身が毎日使用し、その良さを確信できているので、
この特注制作のオールステンレス キッチンカウンターとシンクを、
hausgrasの建主さんには自信を持ってお薦めしています。




ただ今工事進行中の、札幌 中央区の家のキッチンは、
長さ3.5メートルのオールステンレス キッチンカウンター。
タニコーさんの北海道工場で特注制作していただくことになりますが、
依頼する前に細部の確認の打ち合わせをさせていただきました。

今回は札幌営業所の方のお手配で、北海道工場長さんから直々にお話が聞けました。
しかも、シンク廻りの現物サンプルもご用意いただき、分かりやすくご解説いただきました。



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1.5ミリの厚いステンレス板を、曲げと溶接を組み合わせ、叩いて丸くし、仕上げ研磨することで、
シンクと天板、バックガードとの一体感が作り上げられていたのです。

特に同一面の溶接は高度な技術が必要で、誰でもできるわけではないとのこと。



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ステンレス キッチンカウンターとシンクの特注制作は、
熟練工の手作業による、素晴らしい家具のひとつ。

そういう新たな思いが生まれた、私にとって意義のある打ち合わせでした。


tanico タニコー株式会社




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