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玄関土間にレンガ敷く

十勝 音更町の平屋の玄関ポーチと玄関の土間に、
十勝 豊頃(とよころ)で焼かれたダメージレンガ(転がして角を落としたレンガ)を敷きます。

このレンガ敷きは建主さんのセルフ工事。
といっても、10平方メートルの広さをひとりで作業するのは大変ということで、
工務店の方々にも手伝っていただきました。



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北海道でつくられるレンガも、需要の縮小でだんだん焼かれなくなってきているようです。
工務店さんの手配で、この現場に近い豊頃町(とよころちょう)の工場から、
何とか400個程を入手できました。
地元の貴重になりつつある素材です。





建主さんがレンガを割って、端材をつくります。
この小さく割ったレンガは長手敷きの中間部にも入れて、パターン崩しに使います。
狭い面積を敷くときは、キチっとパターンで並べてしまうと窮屈な印象になりかねません。
パターンの崩し、色味の散らばりがあったほうがよい場合が多いですが、
それも塩梅次第でよい結果になることもあり、やり過ぎてしまうこともあり。



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工務店の現場監督さんたちは、レンガ敷きの下地となる「バサモル」練り。
「バサモル」とは、バサバサしたモルタルの意味でよく聞く言葉です。
砂3に対してセメント1で混ぜ、加水します。

この作業はミキサーがなく、何と手練りで。



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バサモルを水平に敷き均し下地づくり。

木定規を使って効率よく均していきます。



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いよいよ建主さんがレンガを並べていきます。
ガーデニングを職業としている方なので、レンガの取り扱いは慣れています。
レンガ職人さんと見間違える手さばき。

小さい面積の玄関は、最後はパズルのように悩ましく。



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玄関が終わり、次は玄関ポーチを敷いていきます。
この玄関ポーチは4帖程の広さがあり、玄関と外物置、そして庭をつなぐこの家の要所。

緑が溢れる庭によくマッチする、レンガ敷きの屋根下空間となりますように。






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大体、敷き終わったレンガ。おおよそ4時間の作業。
皆様お疲れ様でした。

建主さんの性質がよく表れた、
大らかで和やかなレンガの土間になりました。




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外壁の左官モルタル仕上げ

3月に引き渡しを済ませた、札幌 中央区の家の残工事。
1階外壁のモルタル仕上げ。

約100平方メートルの壁に、厚さ1センチのモルタルを塗り付けて最後に鏝で横引きします。
土色の色粉を少量混ぜて、ウォームグレーに。

砂とセメントを混ぜてモルタルをつくる職人さんが1人。
モルタルを塗り付け職人さんが4人。
鏝で仕上げ引きする職人さんが1人。
合計6人の作業です。




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金コテで塗り付けて均されたモルタルは、つるりと滑らかな肌をしていますが、
仕上げのコテ横引きでは、砂目の起きたザラッとした肌になります。


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広い面は効率よく進みますが、入隅、出隅の納めは手間取ります。
特に窓廻りの細い縁はベテラン職人さんの出番。


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色粉の発色ムラ。
モルタルの塗り付け厚さの違いで出来る、コテ押さえのムラ。
職人さん方のコテ使いの違いで表れるコテ引きのムラ。
それに、天気や時間によっても壁の仕上がり具合は変わります。
いろんな要素が組み合わさり、この家だけのモルタル壁が出来上がりました。

仕上がりは上々です。




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水辺の野草

十勝 音更町の現場の帰り途に立ち寄った中札内村。
札内川の流れを引き込んだ「六花の森」の水辺では、野草が見頃でした。




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入り口近くの浅い瀬には、水芭蕉(ミズバショウ)。




美術館群のあるエリアの流れの際には、
エゾノリュウキンカが沿うように植えられ、花盛り。


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オオバナノエンレイソウも、陽当たりのよいこの水辺では早くも咲いています。


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六花の森を出て、すぐ近くにある札内川の川辺では、
バイケイソウの葉束がひと際目を魅く美しさで佇んでいました。


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中札内村と札内川。
野草が豊かに育まれているよいところです。




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エゾエンゴサク カタクリ エゾノリュウキンカ ミズバショウ

この時期の楽しみのひとつ。
野草の花見。
北海道では平地で、エゾエンゴサク、カタクリ、エゾノリュウキンカ、ミズバショウ、
イチゲ、ニリンソウ、エンレイソウなどの美しい春の花の群生が見られます。

今年も当別町にある北海道医療大学の裏山「北方系生態観察園」に行ってきました。




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早朝で、閉じてしまっているカタクリの花。
高貴な赤紫色と優雅な縦長カーブの花弁は春の野の花の主役です。
エゾエンゴサクは名脇役といった役どころ。




エゾエンゴサクの密生。
花は鈴なり、淡く軽やかなブドウ房のようです。


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斜面の中腹の陽当たりのよい場所は、エゾエンゴサク、カタクリが大群生していました。


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一方、谷の沢では、エゾノリュウキンカが咲き始めています。


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花のヤマブキ色も美しいですが、ヤチブキの葉も蒼々とよい感じなのです。



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これから、この沢の瀬は、ヤチブキ(エゾノリュウキンカ)で埋め尽くされます。



このヤチブキの群生する瀬の先は、
狭まった流れに沿ってミズバショウがポツポツと佇んでいるのです。


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小一時間巡っただけで、もう満腹。
いつも素晴らしい花見をありがとうございます。




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