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すだれにいろいろ塗ってみる


飛騨高山 江名子川沿いの古い町屋の再生です。

江名子川を見下ろせる窓。
すだれを掛けて光の調整をすることにしました。
かつ、江名子川越しに見る、この町屋の意匠(見た目の印象)も重要です。



kuroisudare02.jpg



用意したすだれは国産の「代萩すだれ」。
本来の萩(はぎ)の茎ではなく、代わりにセイタカアワダチソウの茎が使われているもの。
色は枯れた草茎の明るい茶色です。
葦(よし あし)の茎を使っていればもっと薄いカーキ色になります。

これが紫外線で焼け、あるいはカビてすぐに灰色になってしまいます。
それはそれでよいのかもしれませんが、
この町屋のすだれには少し手を加えたいと思います。


柿渋(かきしぶ)と松を焼いてできた炭粉を、
溶剤代わりの清酒に溶かして作る「渋墨」(しぶずみ)。

以前から用意していて、どこかで塗って使ってみたいと思っていた、
この日本古来の防腐塗料を塗ることにしました。



kuroisudare01.jpg



分かりやすく比べるために、
ロフトの窓に3枚の渋墨塗りのすだれ。
ロフトの窓の1枚は無塗装のすだれ。
その下、2階の窓にも1枚の無塗装のすだれを掛けています。


この状態をじっくり見ていた結果、
ロフトの窓は渋墨塗りの黒いすだれでよし。
2階の窓と道側も窓のすだれには、渋墨ではなく、柿渋を塗ることにして、
渋い赤味のすだれにしてみようと思い立ちました。




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札幌の設計事務所 住宅設計 家と庭の設計デザイン 
北海道札幌市中央区円山西町

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