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デンマーク ヴィンテージ家具のさりげなさ


自宅で使っているデンマーク ヴィンテージ家具のオイル塗りメンテナンスをしています。
メンテナンスしていると、改めて細部(ディテール)の作りに目が留って感心します。

私たちが好んで選んだのは、著名なデザイナーの作品ではなく、
デンマークの家具メーカーが製造した廉価版(れいかばん、あるいは普及版)のものばかり。
家も家具もデザインや作りが勝ち過ぎているものは、いろんな意味で永くつき合えません。

いずれも1950〜1960年代に作られたもので、木材はローズウッド。
50年以上経った今でも受け入れられ使われ続ける普遍性と耐久性は、
家づくりに関わる私たちにとって、とてもよい手本になります。



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ダイニングチェアの背板は、薄板の積層合板で大きくカーブしていますが、
その背板曲面に脚の先端が蟻桟(ありざん)仕口で深く差し込まれています。




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トールキャビネットの引出しの引手は、
引出し幅と同じ長さのローズウッドの削り出し。
中央部は手が掛かり易いように下向きのアールになっています。




denmarkdetails04.jpg


このイージーチェアは、
エンタシスの脚が四方転びで傾いているのですが、
頂部には複雑な形状の手掛けアーム、
そして中間部の膨らみには貫材がぴったりと差し込まれています。




denmarkdetails02.jpg


このサイドテーブルは、極めてシンプルでスマートなフォルム。

丸脚と天板幕板の接合部は、剣留(けんどめ)差しで曲面。
しかも丸脚との馴染みがよいように、天板幕板は内側に向って斜めになっています。


どれも見事、またそのさりげなさが素晴らしい。




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