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カナディアンカヌーのリペア


今冬に中古で手に入れた、
イギリス Pyranha(ピラニア社)のロイヤレックス製のカナディアンカヌー。
長さ15.6フィート(4.75メートル)、重さ27キロ。
四国の松山から送ってもらいました。
前のオーナーは、四万十川や仁淀川を漕いでいたのかもしれません。

運送会社の札幌支店まで、引き取りに。


カナディアンカヌーのリペア00


Pyranhaブランドのカナディアンカヌーは、
かなり前に無くなってしまったようなので、これは20年以上前に製造されたもののようです。
前オーナーの使用・保管がよかったようで、古い割りに状態は良好。
しかし、シートの劣化やガンネルとデッキを固定しているリベットが多数破断しているので、
やはりリペアが必要です。





カナディアンカヌーのリペア02


1階のユーティリティールームにて、カヌーのリペア作業。


まずは、アッシュ無垢材のシート、ヨーク、スウォートを外します。


カナディアンカヌーのリペア03





カナディアンカヌーのリペア05


さらに、バウデッキ、スターンデッキを外し、
ハル(カヌー本体)素材のロイヤレックスの状態を確認。


カナディアンカヌーのリペア06


ロイヤレックス(Royalex)とは、
浮力のあるABS発泡樹脂をコアとして、耐衝撃性や剛性バランスのよいABS樹脂レイヤーで補強、
その外側に耐候耐水性、耐摩耗性が抜群のPVC樹脂(塩化ビニル樹脂)シートで覆ったサンドウィッチ構造の、
カナディアンカヌーの要求に特化したような、軽さと強さを併せ持つ、シームレスな特殊素材です。
(現在、ロイヤレックスは製造されていません)

こうして見ると、木材の断面構成に似ているようにも思えます。


カナディアンカヌーのリペア07


厚さには少しムラがありますが、概ね9〜11ミリ。





カナディアンカヌーのリペア08


カヌー本体とガンネル、デッキはアルミリベットで留めてあるのですが、
古いカヌーなので、その半数くらいが破断、抜けしています。
ハンドリベッターを使って、新しいリベットで締め直し。


カナディアンカヌーのリペア09





カナディアンカヌーのリペア10


藤編みのシートも紫外線劣化していて、
座ると破れ抜けそうなので張り替えします。


カナディアンカヌーのリペア11


はめ込み部の凸も丁寧に削りとっておきます。


新たにナイロンテープを網目に張っていきます。
裏側端部をタッカーで留め。


カナディアンカヌーのリペア12





カナディアンカヌーのリペア13


新旧シート比較。


この際、シートを少し下げた位置で取り付け直しました。


カナディアンカヌーのリペア04





広くないユーティリティーにカナディアンカヌーが2舟になったので、置き方を思案しました。


カナディアンカヌーのリペア14


ホームセンターの工作室を借りて、シナランバーを糸鋸で加工。


カナディアンカヌーのリペア16



カナディアンカヌーのリペア15


木製のフックを4個切り出します。


このフックを壁に固定して、カヌーを縦に壁掛け。
これでユーティリテースペースが有効に使えるようになりますし、
ディスプレイとしても、なかなかよい感じです。


カナディアンカヌーのリペア01



リペアが済んだカヌーには、この後、浮力体を仕込んで、
今春から、北海道内のいろんな川を冒険するリバーランナーとして活躍してもらいます。





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