FC2ブログ

神長官守矢史料館(じんちょうかん もりや しりょうかん)

諏訪湖の南、長野県茅野市に「神長官守矢史料館」はあります。

守矢家に象徴される諏訪地方の土着信仰と、
その諏訪地方に生まれ育った建築家 藤森照信氏の表現した建築の土着性が、
うまく融合しているような気がして魅かれ、何度か訪れています。




moriya01.jpg


建物の周りは、おかめ笹に覆われていて丘陵地に立つ砦のような印象。
外壁に使われている板は、サワラのヘギ板(手割り板)。
「ヘギ、ヘグ」とは、薪割りの要領で斧などを使い、木の目にならって割り、板状にしていくことで、
板面の導管が途中で切れないので、水の吸い込みがより少なくなり、腐朽に強い板となります。




moriya02.jpg


屋根に葺かれているは、諏訪近くで産出する「鉄平石」(てっぺいせき)。
構造躯体はRC造ですが、壁には特殊調合した藁を混ぜた土を塗っているそうです。




moriya04.jpg


屋根から突き出している木は、やはり地元産のイチイ(オンコ)。






中は床が三和土(タタキ)で、壁は外壁と同じ土を塗り、
梁や建具框は手斧ハツリ(ちょうな はつり)して仕上げています。


moriya03.jpg




moriya08.jpg




moriya05.jpg


窓ガラスも手づくり。





moriya07.jpg




太々しく野暮ったい感じもしますが、何とも面白い建築なのです。





北海道札幌市の住宅設計 家と庭の設計デザイン
札幌市中央区円山西町 hausgras ハウスグラス




スポンサーサイト

Comment

Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
まとめtyaiました【神長官守矢史料館(じんちょうかん もりや しりょうかん)】
諏訪湖の南、長野県茅野市に「神長官守矢史料館」はあります。守矢家に象徴される諏訪地方の土着信仰と、その諏訪地方に生まれ育った建築家 藤森照信氏の表現した建築の土着性が、
  • 2012/07/09 23:16
  • URL