野幌森林公園の秋

札幌市と江別市、北広島市の3市が接する野幌森林公園。
平坦地となだらかな丘陵地に針葉樹と広葉樹が混在する広く深い森が、
北海道の本来の姿だったということを思い起こさせてくれる場所です。

私はいつも江別市文京台南町にある大沢口から歩き始めます。


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入り口付近には木製もベンチがあり、
イタヤカエデやカツラ、ハルニレの落ち葉に半分埋まるようにして在ります。


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入り口から50メートルくらい入った付近は、
背の高い大木が多く、樹冠(葉の繁っている樹の頂部)が遥か上なので、
それら紅葉の色が届かず比較的さっぱりとした風景。
この感じは平坦地の森林の特徴なのだと思います。

でも落ち葉の量は多くて、それを踏みしめて歩く楽しみがあります。


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落ち葉の中でも、ひと際大きな朴の木の葉。
落ちるとドサッと音がして、熊が出たかとびっくりします。


朴の木のピンク色の果実。
強い芳香もあります。
種子は黒色で小豆くらいの大きさ。


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折れて朽ちた樹の幹。

この周りにはいろんな生き物が集まってきます。
柔らかく腐朽が進んだ幹には虫が群がり、それを鳥が啄みます。
そして、大きな樹が折れることで日陰だった場所に日射しが増えて、
新しい草木が芽生え生長していきます。





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小川の流れの真上に在るカツラ。

水辺や沢筋でよく見かけ、
主幹が折れても新しい芽を次々と出して大きな株となり威容を放つこの樹には、
強い生命力をいつも感じます。


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苔生す幹。


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野幌森林公園を30分も彷徨していると、
ここと円山の原始林の風景や空気が繋ぎ合わさり、
今でこそ200万人が暮らす大都市の札幌も、
ほんの150年前まではこんな豊かな森にすっぽりと覆われていたことを、
リアルに想像できて楽しくなるのです。

この冬には雪積もる野幌森林公園の樹々と風景もお届けしたいと思います。




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